水没の程度と保険金との関係を知りたい
水没の程度と保険金との関係
水没車といっても、
程度には大きな差があります。
修理によって直せる可能性もあります。
たとえばマフラーに水が入っただけでも
車は動かなくなります。
排気ガスの排出が不能になるため、
エンジンが始動しなくなるからです。
車が停止した状態でマフラーに水が入ると、
車のエンジンはかかりません。
車の水没に対する自動車保険には、
車両保険を使います。
車両保険は自動車保険でも、
いわゆる自損事故に使う保険です。
車両保険は保険料が高く設定されているため、
加入率は40%ほどと言われています。
運転に自信のあるベテランドライバーほど
加入率が下がります。
金額の面だと…
水没した車の修理代は、
車の状態によってかなりの差が出てきます。
目安として、シートの下まで水没したら50万円以上、
シートの下までなら25万円以上、
フロアマットまでなら5万円以上と考えていいでしょう。
シートの上まで水没していると、
車両保険では通常「全損」として扱われます。
全損とは修理しても
走行不能である状態のことです。
水没したら保険会社に連絡を入れて、
どの程度補償してもらえるかチェックする方がいいでしょう。
水没車は、中古車として
売却するにも工夫が必要です。
ディーラーではほぼゼロ査定と思って
間違いないでしょう。
中古車の買取を専門にしている業者でも、
なかなか査定が出にくいと考えられます。
水没車は、水没車・不動車・事故車の買取を
専門に行っている業者に依頼した方がいいでしょう。
車が水没したら、
保険会社より買取業者に
まず連絡を入れた方が有利なケースもあります。